日々勉強が必要な看護師
現場に出てからが本当の看護
学校を卒業して看護師の現場で働くと、実際に患者さんを受け持つことになります。責任も重く、ミスをすることは深刻な問題になる可能性があります。指示書や公文書へのサインもします。緊張しないわけがありません。実習などは事前に患者さんの情報が把握出来ていますし、どのように看護にあたるか計画を立てる時間もたくさんあります。就職をして看護師として医療の現場で働くようになれば実習の時との違いにうろたえてしまうこともあります。患者さんのために必要な看護スキルは経験を積みながら自分で見つけるしかありません。
そして看護師の仕事は多忙です。最初のうちは環境にも慣れていませんし、三年目までは基礎研修にも参加します。現場では緊張して固まっている暇はありません、とにかく動いて目の前の仕事をこなしていくしかありません。
勉強してさらに学ぶことが必要
もちろんですが患者さんは一人一人違います、その患者さんにあった看護があります。最初は受け持ちの患者さんのノートを作成したり、治療方法や薬について調べたり、現場以外でもやることがたくさんあります。学生の頃に学んだ内容と実際に医療の現場で看護する内容は同じなのですが、看護師の仕事に慣れているか慣れていないかの差が大きく影響します。現場でしか学ぶことが出来ないことがたくさんありますし、日々勉強をして学び、経験を重ねることが看護師には必要です。
知識を得る必要性
医療は日々進化し続けています。看護は医学的根拠があって行われていくものです。新しいものを取り入れることもあると思いますが、ほとんどの場合は医学的な進歩により技術が「変化または進化」します。インスリン注射一つでも使い方の知識がなければ患者さんに説明することも出来ません。患者さんの看護のためには多くのことを知る必要があります。薬品にも後発品が多く存在するようになってきました。呼吸器、内視鏡、輸血ポンプ、モニター、なども多くの種類がありますから、勉強を怠ることは出来ません。
分野を見極めて学ぶこと
変化に対応するためには根拠を知り、習得する力が必要です。疾患についても知識を増やしていく必要があります、そこを怠ってしまうと患者さんからの信頼も得ることが出来ませんし医師との信頼関係も築いていくことが難しくなるでしょう。全ての分野に長ける必要はありません。所属する部署に偏ってしまうことは仕方のないことです。大切なのは、自分は何に興味があるのか、自分に必要な分野なのかをしっかりと見極めながら学ぶことです。
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